狂言『茶壷』 (第28回 新潟薪能)

あらすじ

茶を買い求めてきた田舎者が、途中で立ち寄った知人の家で酒をふるまわれ、酔って道に迷い込んでしまいます。

そこへとおりがかったすっぱ(素っ破/盗賊)が田舎者の茶壷に目をつけ、担った縄の片方に自分の肩を入れ、背中合わせに横になります。

田舎者とすっぱの間で茶壷は自分のものだと争うところへ、所の目代*(代官)が現れ、わけをたずねますが・・・・・さて。

もくだい
*目代 - 平安時代中期から鎌倉期かけて、国司(朝廷から諸国に赴任させた地方官)が現地に私的な代官として派遣した家人などの代理人

登場人物・キャスト

シテ
すっぱ
素っ破
野村萬斎
アド

田舎の者
野村太一郎

アド

所の目代
高野和徳


舞囃子『柏崎 狂言『茶壷』 能 『海士

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